吉田簔助の世界
文楽の中に女性の美しさを求めてきた「吉田簑助」先生。
変わる事のないその美意識が、
和の世界を彩るきものに見事に結晶しました。
長い歳月をかけ伝え、洗練してきた意匠の数々が、
優美な個性となって華やかさを競います。
三代目 吉田簑助 (よしだみのすけ)
- 1933年
- 文楽人形遣い桐竹紋太郎の三男として大阪に生まれる
- 1961年
- 三代目簑助を襲名
芸術選奨文部大臣賞(1970年)
国立劇場文楽賞文楽大賞(1985年、1988年)
第三十回毎日芸術賞(1988年)など受賞多数 - 1994年
- 人間国宝(重要無形文化財)に認定される
- 1996年
- 紫綬褒章受章
- 1997年
- 恩賜賞・日本芸術院賞を受賞
- 2007年
- フランス政府より芸術文化勲章コマンドールを受章
- 2009年
- 文化功労者として顕彰
- 2012年
- 日本芸術院会員に任命